30歳・35歳の標準労働者賃金の表示に取り組もう!

賃金を比較するときに用いられるのが標準労働者賃金(モデル賃金という場合もあります)です。

標準労働者賃金とは、学校を卒業してすぐに会社に就職し(直入者といいます)、同一の会社に継続勤務している労働者が、標準的な昇給・昇進をしたときに支払われる賃金のことをいいます。

これを特定の条件(年齢や学歴、職種など。これを銘柄といいます)で他社の賃金や各種の調査データと比較することによって、はじめて自分たちの賃金の水準を知ることができます。

なお、JAMは30歳と35歳の高卒直入者を標準労働者として設定し、比較する方法を用いています。

標準労働者賃金は、賃金制度や企業規模、労務構成などによって設定方法が変わってきますが、主なものは次の3つです。

第一は「理論モデル賃金」といわれるもので、会社の賃金表(賃金テーブル)に基づいて標準的に昇給・昇進していったときの賃金です。

第二は「実在者モデル賃金」で、標準的に昇給・昇進している実在する労働者の賃金を各年齢ごとに並べたものです。

そして第三には、在籍している標準的な労働者すべてを対象に、その各年齢の該当者の平均値または中位数値をとったものです。(厚労省の「賃金構造基本統計調査」の標準労働者賃金はこれにあたります)

なお、上記のような賃金制度がない場合や各年齢に標準労働者が実在しない場合の計算方法についてはJAM東京千葉に問い合わせてください。

 

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